院試対策、基礎はできたけど応用力がなかなかつかないよ、、、
基礎はできたけど応用力に自信がない君にオススメしたい参考書が「演習大学院入試問題」だ!
参考書の基本情報
教材名 | 演習大学院入試問題[数学] 1・2 |
出版社 | サイエンス社 |
科目 | 1:線形代数、微積分、微分方程式 2:ラプラス変換、フーリエ変換、その他特殊変換、複素関数、確率統計 |
ジャンル | 問題集 |
レベル | 応用力をつけたい人 |
目標対策期間 | 2〜3ヶ月程度 |
参考書の具体的な範囲は以下のようになっています!
第1編(1巻):線形代数
第2編(1巻):微分・積分学
第3編(1巻):微分方程式
第4編(2巻):ラプラス変換、フーリエ解析、変分法、その他特殊関数など
第5編(2巻):複素関数論
第6編(2巻):確率・統計
この参考書の特徴
この参考書は、院試対策を完成させるための参考書です!
言ってしまえば、院試対策のゴールだと思ってください!
ちょっとディープなお話を1つ。
大学入試の対策で「やさしい理系数学(河合塾出版)」という問題集を目にしたことがある人がいるかもしれません。
(タイトルにはやさしいと入っているのに、中身は東大レベルの全くやさしくない問題集で有名でしたね笑)
立ち位置としてはこの「やさしい理系数学(河合塾出版)」をイメージしていただけると良いでしょう!
大学院入試版のやさ理ですね!
ちなみに「やさしい理系数学(河合塾出版)」とはこちらです↓
この参考書をしっかりと対策しておけば、東大・東工大を含むほとんどの大学院の応用問題を対策することが可能です!
例えば東大院の情報理工学系研究科の数学は、大学院入試の中でも非常にハイレベルな問題が出題されます。
ですが、正しいやり方でこの問題集を一通り解けるようになっておくことで、最低でも6〜8割程度は得点を取れる状態に持っていくことができます。
その他にも難関と言われている
・東大院 工学系研究科
・東大院 数理科学研究科
・東大院 理学系研究科
・東工大院 情報理工学院
・東大院 工学院
・京大院 工学研究科
といったこれらの大学院・研究科やその他旧帝大や難関大学院にもしっかりと対応されています!
この参考書は理系の大学院(特に情報系や工学系、理学系分野)に進む方にとって、大変重要な参考書になります。
院試対策のゴール(いわゆる対策目標の1つ)にもなるため、必ず取り組んでいただきたい2冊です!
また、大学時代は文系で大学院から理転される方や、大学の理系の講義を独学されたい方もいるかと思います。
そのような方も、過去問を全て解ききってしまった場合はぜひ本書2冊を力試しとして取り組んでみることを強くオススメします!!
使用時のポイント
本書を使う上で、ポイントが2つあります
1. 本書は基礎を完璧にしてから使うこと!
まず重要なのは、基礎を完璧にしてから本書に取り組むことです。
皆さんはマセマシリーズの参考書をご存知でしょうか?
マセマシリーズは、大学受験時に使用された方も多いのではないでしょうか?
実は編入試験対策や大学院入試対策においてもものすごく優秀な参考書として、広く愛用されています。
東大や京大、東工大を始め、中堅国立大以上の大学・大学院の基礎に対応した内容となっております!
マセマシリーズの中でも教科書の役割を指定くれるのが強みですが、なんといってもわかりやすさが桁違いであるというのがポイントです。
理系の大学生が学ぶ基礎をどの参考書よりもわかりやすく盛り込んでくれているため、数学が苦手な方や文系出身の方には是非ともオススメしたい参考書になります。
そのため、基礎があやふやな人やまだ基礎の対策を行なっていない人、基礎の対策に自信がない人は、まずはマセマの参考書にぜひ取り組んでから本書2冊に取り組むようにしてください!
マセマシリーズの参考書については、下記の記事で解説しています!
余談ですが、基礎をほぼ完璧にしていると自信過剰になっていた私の同期は、基礎の対策を全くやらずに本書から取り組んでいました。
彼は基礎ができていないにも関わらず難問ばかり解き続けた結果、彼は院試に落ちてしまいました。
基礎をある程度できている人であればこのやり方でも良いですが、そうでない方は必ず基礎対策を行なった上で本書を取り組むようにしましょう!
2. 1週目は解けなくてもOK!じっくりと解説を読んで解き方を理解しよう!
本書2冊は結構難しいです!下手したら激ムズです!
そのため、1週目は解けなくても大丈夫です!
その代わり、まずはしっかりと頭を使って考え、丸つけをした後はじっくりと解説を読んで理解するようにしてみましょう!
このステップが院試対策だと抜け漏れてしまいがちなので、ぜひとも意識的に取り組むようにしてください!
本書を購入・使用する際の注意
本書を購入・使用する際は下記の点に注意しましょう!
正誤表はこちらから入手できます!
本記事のまとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
今回の記事は、院試対策の中でもゴールとなる参考書「演習大学院入試問題1・2」について解説いたしました!
今回の記事でも記載しました通り、本書はとても難しいです!かなり激ムズです!
ですので、基礎をある程度学習した上で本書を使用すると良いでしょう♫
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