院試対策の演習、どうしたらいいのかわからないよ…ぱおん
そんな君でも大丈夫!!
熱力学と統計力学分野に特化した院試対策に超オススメの演習書をご紹介だ!
参考書の基本情報
教材名 | 基礎物理学シリーズ統計力学 |
出版社 | 講談社 |
科目 | 統計力学 |
ジャンル | 教科書、問題集 |
レベル | 中級者 |
Amazon URL | 準備中 |
この参考書の特徴
統計力学のみを重点的に演習ができる問題集です!
初めは、粒子の運動について力学的観点から、そのあとからは量子力学的観点から考えています!
例えば、この教科書には粒子が持つ速度はどのような分布で表されるかが書いてあったり、統計力学特有の分配関数とは何かということが詳しく書いてあります。
また、後ろの方には相転移などの物性についてもしっかりと記載があります!
講談社基礎物理学シリーズはすべての教科書に章末問題があるので実力試しをすることができます。
また、この章末問題は少しレベルが高いので章末問題を解くことで確実な応用力もつけることができます。
全体を通してもややレベルが高い教科書になっていますね!
この参考書は振動・波動分野の専門書の扱いになります!
この分野が頻出の大学院を受験予定であれば、ぜひ取り組んだ方が良いでしょう!
使用時のポイント
この参考書は、統計力学を完璧にしてから取り組むのがよいでしょう!
もちろん本書は表紙に「基礎〜学期末」を想定しているように記載されていますが、それでもやや難しめの参考書になっています。
まずは、下記のマセマの「統計力学キャンパス・ゼミ」を用いてしっかりと対策を行い、その上で本書を演習として取り組むのが良いでしょう!
振動・波動分野を念入りに対策したい人はぜひ取り組んでみてほしい参考書です!
オススメの購入・使用時期
この教科書は、マセマより少しレベルが高いので使用時期は大学3年の夏休み後半が最適です。
夏休み前半でマセマの統計力学を問題演習を通して完璧にした後に、この教科書に入る方がすんなりと入ることができるからです。
使用方法は、
・はじめは教科書に出てくる方程式をまずは認めて進めるという方法
・教科書に出てくる方程式を基礎方程式から導出していくという方法
の2種類があります!
大学3年の夏休み後半から手を付けるとするならば、初めから基礎方程式から導出していきながら進めるという方法が良いでしょう!
これを行いながら進めることで、統計力学の根本を理解していける・2周目は問題演習だけで済むというふうになり一石二鳥だからです。
復習時期は大学3年の冬休みが最適です。
ここで問題演習を通して完璧にすることで、大学3年の春休みからさらにレベルが上のものに入っていけるからです。
院試対策で使用する場合は、大学3年の春休み〜大学4年の5月までには終わらせるようにしましょう!
また、仮にこの講談社基礎物理学シリーズ「統計力学」を使って勉強をするという方がいれば第11章以降は物性理論となっており、院試には基本的には出題されません。
ただし、第10章は物性理論の事始めのような内容になっており、この部分は出題されることがあるので10章までをきちんとやることが大切です。
一方で、第1章は統計力学序論で粒子について力学を用いて考えておりこの部分も院試には出題されないので第2章から始めると最短で院試の基礎力をつけることができます!
振動・波動の分野を極めたいそこのあなた!
この本を一度手に取ってみることをオススメします!
はい!ぜひ試してみます!
コメント欄では質問を受け付けています!
ぜひぜひお気軽にお寄せください♫
また本サイトでは、参考書や大学院入試に関する情報、その他研究科・専攻の情報を発信しています!
合わせてこちらからチェックしてみてください!↓
>> その他の参考書に関する記事一覧へ
コメント