今回は院試における最重要ポイントでもある「面接対策」について解説していくぞ!
面接やったことないので不安です、、、
大丈夫でしょうか、、、?
大丈夫だ!安心してくれ!
この記事を最後まで読めば、面接試験の攻略ポイントが掴めるようになるぞ!
それでは早速見ていきましょう!
なぜ院試には面接試験があるのか?
みなさんはなぜ大学院入試には面接試験があるか、考えたことがありますでしょうか?
大学受験で医学・看護系の学部や推薦入試を受験された方は面接試験を体験したことがある方が多いかと思います。
一方で、一般受験で大学に入学された方はほとんどの方が筆記試験のみでした。
そのため、面接試験が行われる意義がなかなかわからないという方が多いかと思います。
そこで、ここでは面接試験がなぜ行われるのかを一緒に確認していきたいと思います!
これを確認することで、面接試験で問われるポイントも明確になることでしょう!
どれも重要なので、1つずつ確認していきたいと思います!
1. 研究意欲や熱意を確認するため
大学院に入学するからには、一番は研究です!
そのように考えている教授はたくさんいらっしゃいます。
そのため、入学する生徒には研究を熱意持って取り組んでくれる生徒がほしいのが事実です。
とある大学の教授から、「研究を楽しんで熱意持ってやってくれる生徒はとても指導の甲斐がある」とお話してくださったことがありました。
大学の先生は、このような方が多くいらっしゃいます。
・大学院に入ってどんなことがやりたいのか?
・どんな研究がしたいのか?
・どんな勉強をしたいのか?
ぜひこれらを明確にしてみると良いでしょう!
そして、面接の際にもこの「研究への熱意がある」ということをぜひ伝えられるようにするのがポイントです!
2. 教授との相性を確認するため
大学の先生と、最短でも2年間は一緒に過ごすことになります。
そのため、多少なりとも生徒との相性はみている可能性が高いことが考えられます。
例えばですが、
・意思疎通が難しい
・質問に対して素直に答えない
・ずっと無言
このような生徒が研究室に来ても、先生としても大変ですよね?(もちろん一概に言えない部分もあります)
そのため、意思疎通がしっかりと測れるか、いわゆる最低限のコミュニケーションが取れるのかどうかを確認するための場でもあります。
最低でも2年間共に過ごすなら、やはり一緒に研究頑張りたい!と思ってもらえると嬉しですよね!
3. 研究スキルや勉学などの能力を確認するため
先にも述べたように、大学院は研究をするための場所です。
そのため、研究スキルや研究実績、今まで学んできた内容について問われることがあります。
(後に解説しますが、いわゆる口頭試問やプレゼンでの発表がそれにあたります)
過去に取り組んできたこと内容だけでなく、将来どんな研究を行うのかについての研究計画を発表する場として行うことが多いです。
しかし大学院入試において、研究スキルはマストではありません!
なぜなら、さまざまな大学の大学4年生はあくまでも研究者体験の立ち位置であることが多く、因子を受験するタイミングでは研究スキルがそこまで身についていないことが多いからです。
そのため、研究スキルがそこまで備わっていなくても心配は入りません!
論理的な思考力と現状出せる力をしっかりと発揮していくことが大事になります!
院試の面接ってどのくらい合否に関わるの?
さて、面接っていったいどのくらい合否に影響するのか、皆さんは考えたことがありますでしょうか?
ここでは、面接試験による合否への影響について解説していきます!
それでは1つずつ解説していきます!
1. ほとんど影響がないパターン
ほとんど影響がないことが多いのは、基本的に面接が確認で終わるタイプの場合です。
(例:東京大学大学院 情報理工学系研究科など)
あくまでも志望研究室の確認などがメインなので、評価対象となる質問があまりないことが多いことがあります。
2. 中ぐらい影響する場合
募集要項に筆記試験と面接に対する比重が書かれている場合があります。
(例:筑波大学システム情報系など)
この時、面接の割合が一定数以上高いと、それなりに影響すると考えて良いでしょう!
筆記試験だけでなく、面接も手を抜かずに取り組みましょう!
3. ほぼ面接で決まる場合
試験内容が筆記試験がない代わりに、面接のみの場合があります!
(例:東京大学大学院 学際情報学府など)
このような大学院は、評価対象が面接しかないため、2次試験は面接でほぼ決まると考えても良いでしょう!(ただし英語などの事前提出した課題が評価に含まれている場合もあります。)
タイプ別!面接試験の具体的な対策方法
お待たせしました!それでは面接試験の対策方法について詳しく解説していきたいと思います!
、、とその前に
面接試験には実は4タイプあることをご存知でしょうか??
おそらくなんとなく知っている方や、そもそも全く知らない方も多いかと思います。
ここまでタイプ別で紹介するのはおそらく本サイトが初めてかと思います。
(そのくらい貴重な情報です!)
では、その4タイプについてご紹介します!
我々の統計上、院試の面接は基本的には上記で紹介した4つのタイプで開催されることがほとんどでした。
しかし、面接タイプによっては対策方法や対策の重さ(大変さ)は人によって大きく異なってきます。
そのため、面接の実施方法や自分の得意不得意に応じて専攻を選ぶというのも、方法の1つであります!
では、具体的な対策方法について1つずつ解説していきたいと思います!
1. 一般面接型
まず初めに一般面接型です!
一般面接型とは、就活などでもよくある「なぜ〇〇大学大学院のXX専攻を志望したのか?」などが問われるタイプの面接です。
志望動機を深く突っ込まれたり、将来の目標などを聞かれたりと、就活の質問に近い要素があります!
そのため、対策としては
『志望動機や今後のビジョン、研究計画など隅々まで網羅して答えられるようにする』
ことが大変重要になります!
想定していないことにも答えられるよう、しっかりと練習を行なっておくとGOODです!
ここ近年では、東大院 工学系研究科 原子力国際専攻の面接で出された傾向があります
詳しくはこちらの記事で解説しています!↓
ただし、分析の中で最近はこの「一般設問型」を単体で行うことは少なく、後に紹介する口頭試問型やプレゼンテーション型と組み合わせて行われることが多くあることがわかっています!
2. 確認型
続いて確認型です!
確認型は、
『志望研究室や大学院はいってやりたいことを確認する』
程度で終わってしまう面接タイプです。
コロナ前の東大院情報理工学系研究科では、まさにこのタイプの面接が主流でした。
早い人だと5〜10分で終わってしまうことも少なくなかったようです。
とはいえ、簡単に侮ってはいけません。
落とされる可能性は低くても、評価は低くなる可能性はゼロではありません!
そのため、対策として
『一般面接型よりも軽めに答えられる』
ぐらいには練習を行なっておくと良いでしょう!
一般面接対応よりは軽めの対策程度で大丈夫でしょう!
3. 口頭試問型
続いて口頭試問タイプです。
口頭試問とは、筆記試験で問われる内容を口頭で答えるタイプの試験です。
例えば「とある用語の定義を口頭で答えてください」と言った問題がそれです。
また、大学によっては筆記試験と組み合わせて口頭試問がおこなれることがあります。
例えば筑波大学のシステム情報系のとある専攻では、筆記試験で解いた問題を面接会場で提示し、ホワイトボードで解答の解説をするというタイプもあります。
このように、口頭試問は大学によって問われる内容が異なります。
そのため、具体的な対策としては
『大学院に合わせて指定分野を口頭で問われても答えられるように積み重ねる』
ことが重要になります!
院試の勉強を、「人に説明できるようになるまで理解する」ことを徹底できれば、自ずと口頭試問の対策に繋がっていきます!
4. プレゼンテーション型
最後にプレゼンテーション型です!
プレゼンテーション型は、主にパワーポイントなどのスライドを用いて自分の研究計画を解説するタイプです!
(例:東京大学大学院 学際情報学府)
このプレゼンテーション型ですが、重要になるのは
・プレゼンスキル
・資料作成スキル
・論理的スキル
が問われます!
もちろんプレゼンスキルや論理的スキルはズバ抜けて高い必要はありません!
しかし、とはいえ一定スキルは兼ね備えた方が、院試の突破確率が大きく上がります!
いわゆる「見せる力」が大変重要になります!
相手にどう伝えるか、誰が聞いても理解できるか、
このような観点を意識しながらプレゼンテーション資料を作成できれば、大きく合格可能性が上がるでしょう!
面接がどうしても不安な場合
もし面接がどうしても不安な場合、英語などその他の科目で点数を取ってくことである程度カバーが可能です!!
特にTOEICは正しい対策を行うことで、点数を一気に上げやすくなります!
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今回のまとめ
皆さんいかがだったでしょうか?
今回の内容は、面接試験のタイプや意識すべきポイントについて、どこよりも詳しく解説させていただきました!
今回の記事を読んで、東大院を含む外部大学院に対して興味を持ってくださったらとても嬉しいです!
コメント欄では、大学受験に関する質問をどしどし受け付けています!
ぜひご質問やお便りをお待ちしています♫
また本サイトでは、大学院入試に関する情報やその他研究科・専攻の情報を発信しています!
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